子犬を飼い始めたばかりの時は、朝・昼・夜と3回のご飯を上げている方がほとんどではないでしょうか?
初めて犬を飼い、いつから2回食にすればいいのか誰もが気になります。
ここでは3回食から2回食にするタイミングと時期をご紹介したいと思います。
【子犬】2回食にするタイミングと時期
そもそもなぜ子犬の時期は3回食なのでしょうか?
その理由としては、
子犬の時期は、胃が小さくて腸の発達もまだ完成していません。
一度にたくさんのフードをあげてしまうと嘔吐や下痢を起こしてしまう可能性があるのです。
そのため、子犬の時期はご飯を少量ずつ3回~5回に分けて与える必要があります。
3回~5回と決まっていないのは、個体差が多く関係しています。
1日3回でも嘔吐や下痢をしてしまう場合は、1日の食事量を減らし、1日4回や5回に増やします。
子犬の時期は体調に合わせて、飼い主さんがしっかり管理する必要があります。
4回~5回の子はまず3回食になるように焦らずゆっくり過ごしましょう。
では、3回から2回食にするタイミングはいつになるのでしょうか。
子犬の2回食はいつから?
犬は生後半年くらいから1歳前後の成犬になるまでに、身体の成長とともに消化器官が発達していきます。
生後半年を目安にして、ドッグフードの回数を1日2回に分けるようにしましょう。
もちろん時間帯は朝と夜の2回です。
2回食にすることで、1回のご飯の量が多くなります。
30分から1時間たっても食べきれなくて残してしまうようだと、2回に減らすのは少し早いのかもしれません。
朝、夕、寝る前に少量など少しずつ段階を踏んでもよいかもしれないですね。
子犬の便の状態で健康チェック
量や回数を変えると便の状態も変わってしまう場合があります。
便の状態を確認し、ご飯の量や回数を増やしていきましょう。
便がゆるくなるようであれば、1回のご飯の量が多くて消化不良を起こしていると考えられます。
逆にウサギのように小さく固い塊状の便が出るようであれば、ご飯や水分が足りていない証拠。
便は愛犬の健康を表しています。日頃から便の様子を見るのもとても大切です。
体重や体格が適正かどうか獣医さんに相談を!
ご飯は足りてるの?今の量だと少なすぎる?と不安になってしまいますよね。
子犬の場合、ご飯が少なすぎてしまうと、体の中の血糖値が通常より低くなってしまう状態、つまり『低血糖』になってしまいます。
ドックフードのパッケージにある給与量を参考に給餌を続けつつ、
子犬のワクチン接種や、フィラリアやノミ・ダニの予防薬を貰いに行く際に、
獣医さんに子犬の体重や体格が適正かどうかこまめにチェックしてもらうことをおすすめします。