犬にはちみつをあげてもいいのでしょうか?
与える際の注意点などもご紹介していますので
ぜひ参考にしてください。
犬にはちみつはあげてもいい?
犬にはちみつをあげてもいいの?と思われますが、はちみつには、体や脳を動かすためのエネルギー源となる糖類が多く含まれているほか、強い抗菌作用を持つポリフェノールや血液や骨などをつくるのに必要なミネラル類など、犬の体に役立つ栄養素が少しずつ含まれています。
適正量を守れば与えても問題ありません。
また、はちみつを与えることで期待できる効果もありますのでご紹介していきます。
はちみつをあげることで体に役立つであろうと考えられるおもなもの
- ぶどう糖・果糖|多彩な糖類で持続的にエネルギー補給
- ポリフェノール|病気の予防、アンチエイジング
- ミネラル|さまざまな働きの相互作用で健康をサポート
- グルコン酸|殺菌作用と保湿効果、腸内環境の改善効果も
はちみつには、体や脳を動かすためのエネルギー源となる糖類が多く含まれているほか、
強い抗菌作用を持つポリフェノールや血液や骨などをつくるのに必要なミネラル類など、
犬の体に役立つ栄養素が少しずつ含まれています。
しかし、健康のために与えるなら、過剰摂取にならないよう与える量には注意が必要です。
はちみつをあげすぎるとどうなる?
糖類が多いということはカロリーが高く、
摂取量が多いと肥満や糖尿病の原因になる可能性がありますので、過剰摂取にならないよう注意しましょう。
適正な量はどれくらい?
小型犬(2~5kg) | 6g~11g(小さじ1~大さじ0.5) |
中型犬(6~15kg) | 13g~26g(小さじ2~大さじ1.2) |
大型犬(20~50kg) | 32g~64g(大さじ1.5~大さじ3) |
※上記の量はおおよその目安であり、実際の犬の体格や運動量によって異なります。
はちみつを与える時の注意点
- はちみつにはボツリヌス菌が含まれています。ボツリヌス菌は筋肉や神経に影響を及ぼすので、中毒になると歩けなくなったり、呼吸困難に陥ったりして、最悪の場合は死に至ることも。免疫力が低い子犬や老犬、毒素を排出しにくい腎不全の犬には感染のリスクが高いので、はちみつを与えないようにしましょう。
- はちみつは、蜂が花や樹木から採取した蜜を加工したものです。蜂が花に触れたときに蜜と一緒に花粉を拾ってきて、はちみつの中に花粉が紛れ込んでいる場合があります。もともと花粉症のある犬は、花粉アレルギーの症状をきたすこともあるので、はちみつを与えるのは避けたほうが安心です。
- はちみつは糖分が多くカロリーの高い食品です。甘いものを好む犬は多いので、喜んではちみつを舐めたがるかもしれませんが、膵炎や糖尿病のある犬は病気を悪化させてしまう可能性があるので、はちみつは与えないでください。